患者や医療関係者とのやり取りや看護業務そのものに対し、ストレスを感じている看護師も少なくありません。
仕事上のストレスに悩んだ結果離職してしまう人もいますが、働き続けたいという気持ちを持っている場合が多いのも確かです。
ストレスを解消する方法として、上手にプライベートの時間を使ってメリハリのある生活を送ることにより、働き続けられる状況を作る方法もあります。
しかし、仕事は仕事、プライベートはプライベートという形で分けたい人もいるでしょう。
実は仕事中に感じたストレスを、仕事を通して緩和することは可能です。
無理だと思ってしまわず、具体的にどうしたら良いのかを知っておきましょう。
最も単純で効果的なのが、目標を立てて働くことです。
ただし大きな目標ではなく、日々達成できるような小さな目標を立てるのがコツです。
「もうちょっとこの作業を効率よく行えるようにしよう」「苦手な患者から感謝の言葉をもらえるように工夫してみよう」「1日に1回だけでも担当医の先回りをして仕事をしよう」といったものが代表例として挙げられます。
ここで重要なのが、決して簡単ではないものの達成できる可能性があり、残業量や患者とのコミュニケーションなどのストレスの原因を減らせるものを探すことです。
日々の業務に小さな目標を立ててクリアしていくと、達成感を味わえるようになります。
するとただストレスが緩和されるだけでなく、仕事に対するモチベーションも上げられるでしょう。